憂鬱な朝

憂鬱な朝
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『憂鬱な朝 』のあらすじ、内容、ストーリー

父の死後、十歳にして子爵家当主の座を継いだ久世暁人(くぜあきひと)。教育係を務めるのは、怜悧な美貌の家令・桂木智之(かつらぎともゆき)だ。けれど、社交界でも一目置かれる有能な桂木は、暁人になぜか冷たい。もしや僕は、憎まれているのか──!?桂木に惹かれる暁人は、拒絶の理由が知りたくて…!?若き子爵と家令の恋を紡ぐ、クラシカルロマン。 DMM 電子書籍

『憂鬱な朝 』のBLジャンル・嗜好・要素・表現

  • 主従
  • 年の差
  • 美人受け
  • 執着
  • シリアス
  • 年下攻め

『憂鬱な朝 』のおすすめ読者感想レビュー

 常に高評価の作品で読者をうならせる日高先生が描く超シリアス路線の、攻めの暁人を主人に受けの桂木を家令にした主従モノ。BLマンガは完結までに3巻以上を要するタイトルが少ない中、本作はすでに6巻まで出ています。(※2016年10月現在)カテで考えてみると長編の部類になりますかね。この作家さん、他の版元でも5巻以上の名作を出していますしじっくり話を見せていくタイプなのでしょう。(人気の連載ラインナップを少しでも延命させたい漫画誌編集部のオトナの事情もあるのかもしれませんが…)

 執事ものが人気になってからというものの特に近代から現代の身分差ラブを狙ったタイトルが乱発されている傾向にありますが、この『憂鬱な朝』は流行とか属性とかの次元で語ってはいけない感じ。一線を画するコンテンツと言っても過言じゃないといいましょうか。実際、執事でなく家令という立ち位置に受けを持ってきているのもポイントかと。

 日本の近代化に伴いさもありなんだったであろうお家存続の事情も、単に悲恋物語の設定として政略結婚という記号が存在するワケじゃないんですよ。家格、爵位、後継問題といった男性特有のステイタスと主従関係を巡った人間模様が渦巻いてこその、攻めと受けの物語なワケで。そういう意味では、受けの苦悩を女々しく描くBL作品が多い中で家令の彼は、男性的な思考が表現されました。報われるのかわかならない出口の見えない恋愛は切なくもどかしいものがありますが、終始成人男性なりのリアクションを見せるので、受けの桂木についてはかなりキャラ立ちしていると感じます。

 責任ある立場の人間が”愛する者のために全てを放棄します!”的なことを簡単に言っちゃう作品が多い中、当主が背負う重みや背景もきちんと理解した上での葛藤や駆け引きのプロセスも踏んでいて、話の構成と描写の上手さが伝わってました。ベタに当て馬を用いて嫉妬や壁を描くのではなく、男性ならではの固執だったり地位や人間の格に対する羨望や嫉妬が原因で生じる障害が表現され、物語の緊迫感とスケール感をより強調していた様に思います。こざかしい策略で相手の気を引くとかのレベルでない恋愛だけあって、もっと奥まったところで絡み合う因縁と感情を読み解く必要があるので、見る側も心して手に取って頂きたいなと。

 ストーリー重視の作品ではありますが、日高先生は二人体制の漫画家(話と絵、それぞれ担当する書き手がいる)だけあって作画も見ごたえ十分。この作家さんにしては、エロは多めかなという印象でした。

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おすすめのボーイズラブ漫画!電子書籍版『憂鬱な朝 』の詳細。漫画を描いた作者や出版社情報など
BL漫画家/著者:
掲載誌/レーベル:
出版社:
BL電子書籍販売日: 2015年7月3日
BL紙書籍販売日: 2009年3月31日
ページ数: 196ページ
種類: 単行本
シリーズ/巻: 読み切り
DMM読者による平均評価: 評価

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