泥中の蓮

泥中の蓮
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人気のBL漫画/おすすめBLコミック/18禁

『泥中の蓮』のあらすじ、内容、ストーリー

「もっと汚されてよ。誰も近寄らなくなるくらい。そうしたら――――オレが一番優しく抱くよ。」優等生弟とウリセン兄。世界に二人だけならよかった――。両親を早くに亡くし、二人暮らしの橘(たちばな)兄弟。しっかり者で真面目な弟・秋生(あきお)は、男に体を売って金を稼ぐ兄・元春(もとはる)に恋をしている。秋生が兄の乱れた性生活を不満に思わないのは、兄がいつか誰からも見捨てられた時、側にいられるのは自分だけだと信じているから――。巨弾新鋭・ためこうが放つ、業深き兄弟の歪な執着愛。 DMM 電子書籍

『泥中の蓮』のBLジャンル・嗜好・要素・表現

  • 兄弟
  • 依存
  • 無理やり
  • 学生
  • ハッピーエンド

『泥中の蓮』のおすすめ読者感想レビュー

 可愛い絵柄と、重めな内容のギャップがたまりません。兄弟BLならではの葛藤や、それぞれが相手を思う気持ちが描かれていて、何回でも読み返したくなるような魅力が詰まっています。親を亡くした橘兄弟、弟のためにお金を稼ぐ兄、そんな兄を恋愛感情として好きな弟という兄弟BLの王道要素を詰め込みながらも、また新しい展開があります。

 兄弟物は光と闇、太陽と月といったBLが多いような気がしますが(それらももちろん最高なのですが)、本作はなんかもう闇と闇です。最終的な結末は伏せておきますが、まずは兄が男に体を売ってお金を稼いでいる時点で闇ポイント1です。そして開始数10ページで弟の闇が現れます。もうドロドロです。この漫画で一番まともなのは、おそらく物語中盤で出てくるお兄ちゃんの同僚です。

 カバー裏のあらすじにも「世界に二人だけならよかった」というアオリ文が書いてありますが、主人公二人は常にこの思いを心に抱えながら生きているのだと思います。男同士で、ましてや実の兄弟で、体を売っている。常に世間体を気にしなければ生きていけない世の中は、本当に行き辛かったのだと思います。死なないけど。

 弟にはまっとうに生きて欲しいという兄の思いが、物語をさらにこじれさせていきます。兄は弟にまっとうに生きて欲しい。そのために自分もまっとうに生きていこう。そう決意して兄は普通の仕事を始めます。ここから、二人の間に少しづつすれ違いが起こってしまうのです。きっと、弟は自分の知らない世界に兄が行ってしまうのが、不安で、分かったのではないでしょうか。そうです。これが依存です。兄が弱ったとき、壊れそうになった時、支えて抱きしめるのは自分。この感情を抱えて、弟はどのようい生きていくのか。ここから物語は佳境へと進んでいきます。

 ここまで結構暗いことを書いてきましたが、結末はハッピーエンドです。私はそう感じました。この作品は本当にキャラクターの感情が細かく描写されており、結末も「あ、あーーー!!!」という感じでした。驚きと、安堵と、どことなく切ないような気持ちが混ざった表現しにくいやつです。続編が読みたくなるやつです。

 もしもこのレビューを読んでから作品を読まれた方がいたとしたら、「レビューの前半、内容と合ってなくない?」と思われる方がおられるかもしれませんが、レビューの前半は物語の前半の感想という事で。後半を詳しく書いてしまうとネタバレになってしまうので、ぜひ実際に読んで橘兄弟の本心に触れてみてください。

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おすすめのボーイズラブ漫画!電子書籍版『泥中の蓮』の詳細。漫画を描いた作者や出版社情報など
BL漫画家/著者:
掲載誌/レーベル:
出版社:
BL電子書籍販売日: 2016年7月1日
BL紙書籍販売日: 2016年2月24日
ページ数: 178ページ
種類: 単行本
シリーズ/巻: 読み切り
DMM読者による平均評価: 評価

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